見ただけで部屋の大きさがわかる方法
2023年05月26日
今回は、不動産屋の豆知識です。
昔の土地や建物は、尺貫法と言う長さで測っていました。
こういっている私も、かなり年配ですが・・・
尺貫法のメートル換算は
1寸=約3.03cm
1尺=約30.03cm
1間=約181.18cm
ものすごくおおざっぱにいうと、基本は3の倍数です。
ハウスメーカーなどは、メーターモジュールと言って
メートル換算で建物を作っていることがありますが、
建売住宅や、木造の注文建築、中古戸建住宅の場合、ほとんどこの寸法を
基準にして作られています。
だから、室内の大きさを測るとき、このサイズをを当てはめると
部屋の大きさがだいたいわかるんです。
例えば、築20年の中古住宅の場合、
リビングの窓が足元から高さのある2枚の引き違いサッシの場合、
たいてい1間サッシなので約182cmとなり
引き違いの1枚サッシが、半軒(91cm)
窓の横に同じ長さの壁があれば
91cm×3=約273cm(1間半)
となります。
こうやってざっくり計算していくと、部屋の壁の長さがわかり、
窓の反対側の壁はおなじながさになるので
家具の配置や引っ越し際の目安を考えるのにちょっと楽になります。
次回は、尺貫法をもちいて室内のいろいろなところ
の説明をしたいと思います。